確かに我が家でも「頑張れニッポン」と応援している
日本選手が勝ったら嬉しいし負けたらガッカリする
各国のメダル獲得数を見て国評価もしている
これらの気運をもって国威発揚と言うかどうかは分からないけど
しかし国民がこうした気持ちになることを国が利用しようとするのは当然だろう
ただ若者を国の代表選手に育て上げるまでの過程が問題だ
初めから国威発揚を目的として戦士のように育てるか
選手個人のためを思って代表になるように育てるかの違いだ
同じ結果が出てもこの差は大きい
戦士の場合は監督コーチは褒められるが自分を褒めてやれない
強い戦士を育てようとするとルールも無視しかねない
例えルール違反が発覚しても国を挙げて否定すれば済んでしまう
それよりも世界の注目を受けて結果が出れば国威発揚の目的が達せられる
ところがメダル間違いなしと言われた選手がコケてしまった
競技終了直後 選手はコーチから叱責されたとか
日本選手なら同情を集めるのに
この違いなのかも知れない
精一杯力を出し切って結果が出なかったからと言って怒られる
可愛そうでは済まされない
誰のために競技をしているのか
物心付いた頃からサイボーグのように育てられ
結果が出せなかったらお払い箱では酷すぎる
今だにこうしたことが起きている
ＩＯＣは何もできない
これを疑惑で終われせていいのか
だから興行さえ成功すればいいのかと疑惑を持たれる
