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一燈照隅

オリンピック閉会

毎日新聞を開くと一面は金メダルの記事だ
競技はテレビで見ているから結果は分かっているが改めて活字で確認する

そこに書かれているのは選手の生い立ちからこれまでの努力だ
選手たちは皆 想像を超える努力を積み重ねてきたことが書かれている

だから選手の感極まった言葉を聞くと一緒に感動してしまうのだ
「自分で自分を褒めてやりたい」

57年前にもオリンピックがあった
その時の選手には悲壮感のようなものがあった
しかし今回の選手は違う

「楽しかった」「支えてくれた方々に感謝する」「出られなかった選手の思いが力になった」
などと言う主体的な言葉が多かった

また以前は日本人は体格的に劣っているから勝てないと言われたりしたがそれも変わってきた
各競技の選手層が厚くなった
若い時から専門のコーチの指導を受けたり海外で技術を磨いている人が多いこと
ハーフの人が増えたし 帰化して日本代表になった人もいるなど 多様性が増えたことなどもあってか どの競技も見劣りしなくなった
更に日本にいて他国の代表で出場した人までいた
素晴らしいことだ

それにしても今回はいくら地元開催とはいえメダルの価値が薄れるくらい多くのメダルを取った
理由の分析は専門家がするだろうがこのオリンピックを見て確実にスポーツをやる若い人が増えるだろう
それと日の丸を背負って戦う姿を誇りに思う意識も広がったのではないかと思う

そんなことまで考えさせてくれたオリンピックも今日でお終い
アスリートのみなさん 感動をありがとうございました

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