hayabusa-k

一燈照隅

ガード下の靴磨き

ブギウギに靴磨きの男の子が出ていた
今では考えられない

歌もあった

赤い夕日が ガードを染めて
 ビルの向こうに 沈んだら
 街にゃネオンの 花が咲く
 おいら貧しい 靴みがき
 ああ 夜になっても 帰れない

「ネ、小父さん、みがかせておくれよ、
 ホラ、まだ、これっぽちさ、てんでしけてんだ。
 エ、お父さん? 死んじゃった……
 お母さん、病気なんだ……」

昨日、株が34年ぶりの史上最高値を付けたと盛り上がっているけどこんな時代があったことを忘れてはいけないと思う