hayabusa-k

一燈照隅

またい

私は10代のころ米を配送する仕事のアルバイトをしていた
米は60キロ入りの麻袋と30キロ入りの紙袋だった

麻袋はまたいと呼んでいた
手鉤に引っ掛け動かしても破れない
担ぐ時も肩に馴染むので紙袋より担ぎやすかった
麻はそれ以外でも様々なところで利用されている

最近は若い人が麻の成分だけを利用している
体を壊してから麻を悪の素にするのは違うだろう