hayabusa-k

一燈照隅

再審判

事件が起きる
捜査をして、犯人が逮捕される
取り調べを行こなわれ、起訴される
そして裁判で、有罪か無罪かの判決が出る

しかし、有罪になった後、再審が行われる

そもそも事件の真実は、当事者と神様しか分からない
それでも制度上、有罪か無罪かの判決を出さなければならない
それを判断をする時の大原則は「疑わしきは被告人の利益に」だ

無罪判決が出ると、被告人は無実だと思いがちだが、そうとは限らないってことだ
所詮、裁判官とはいえ人間だから、間違いはある
となると、最後の審判をする人の問題になるかも

そう考えて過去の事象を振り返ると、全てが怪しく思える
それらを一つ一つ再審判したら、どうなるのだろう
史書を書き換えなければならないかも知れない

そもそも歴史認識に至っては、国によっては真逆の解釈がなされていることもある
それを正すと言っても、所詮無理なのではないか
真実、真相、真理は分からない上に、言葉も違えば、思想や考え方、習慣など全て違うのだ
そう考えてみると、双方の意見が完全には一致することはないだろう

韓国の大統領が来日した
日韓関係の正常化に向けて、再審判を行うようだ
未来志向で、いい審判を下して欲しい