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一燈照隅

ハット

新年にあたり思うこと

ハットでオシャレをしたい

一人前の大人の男性が 帽子をかぶらずに外を歩くことが恥ずかしいことだった時代があった
明治・大正から昭和にかけて およそ戦前までは成人男子の軍人や学生の制服・制帽を含めて 「冠帽率」は9割を超えていたと言われる
洋服に帽子 以外にも和服に帽子姿の人も普通にいた
江戸時代の男性の頭髪が身分や職業を表していたように 明治以降の帽子もまたファッションでありながら同時に その人の身分や職業を表す印でもあった

それが戦後一変した
戦後の混乱期にはみんな余裕がなかったのだろう
そのまま帽子の習慣はなくなり今では学生も帽子を被らない
今ハットを被っているのは大臣か芸能人くらいだろう

しかし帽子はオシャレだ
年寄りだってもっとオシャレをしていいと思う
だからハットを被りたいと思っている

チャールズ・チャップリン ハンフリー・ボガート ポール・ニューマン ハリソン・フォード ジョニー・デップ
等々挙げればきりが無い
みんな恰好良い
土台が違うにせよこの齢になっても帽子を被ってスターの真似だけはしてみたい

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