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一燈照隅

調和

ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さん
米国籍だが なぜ国籍を変更したのかという質問に答えた

国籍を変更した理由について、「日本の人々は、いつもお互いのことを気にしている。調和を重んじる関係性を築くから」と述べ、以下のように語った。

「日本の人々は、非常に調和を重んじる関係性を築きます。お互いが良い関係を維持するためにこれが重要です。他人を気にして、他人を邪魔するようなことは一切やりません」
「だから、日本人に質問をした時、『はい』または『いいえ』という答えが返ってきますよね。しかし、日本人が『はい』と言うとき、必ずしも『はい』を意味するわけではないのです。実は『いいえ』を意味している場合がある。なぜなら、他の人を傷つけたくないからです。とにかく、他人の気に障るようなことをしたくないのです」

その上で、真鍋さんは、「アメリカではやりたいことをできる」と語る

アメリカでは、他人の気持ちを気にする必要がありません。私も他人の気持ちを傷つけたくはありませんが、私は他の人のことを気にすることが得意ではない。アメリカでの暮らしは素晴らしいと思っています。おそらく、私のような研究者にとっては。好きな研究を何でもできるからです」

最後には、「私はまわりと協調して生きることができない。それが日本に帰りたくない理由の一つです」と語った(新聞記事から)

考えさせられますね

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日本は単一民族
聖徳太子は「和をもって貴しと為す」を最初に掲げた
農耕民族で村社会を作り協調性がないと村八分にされた

米国は狩猟民族でヨーロッパから移民して来た人々の多民族国家
開拓者精神で突き進み根幹にあるのは自由と平等だけで発展してきた

歴史が違うから何とも言えないがたぶんどちらもいいとこがあるのだろう
調和がないよりはある方がいいように思うが
しかし調和を重んずるばかりに自分のやりたいことができないのは困る
またみんなが好き勝手にやりたいことばかりやっているのも困る
それぞれの好いとこ取りの社会にならないものか
若い人はグローバル社会のなかで多くの情報を持ち価値観も変化しているので今後も大きく変わっていくのだろう

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