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一燈照隅

孫が来た

孫が一人で泊まりに来ると言う
コロナが始まって以来会えなくなったいた
ジイジとバアバはワクチンを打っていたが子供はまだだった
そしてついに1番上の孫が会うために打ってくれた

緊急事態宣言も解除された
早速その孫が泊まりに来ると言う
驚いた
嬉しいけどどうしたものか悩んだ
孫の親からも許可が出た

しかし一人で来るのは心配だ
公共交通機関を使うとなると人との接触が心配だ
バス 電車の乗り継ぎもある
東京の子が何もない田舎に来るのだから

「初めてのおつかい」という番組
親としては迷子にならないか 事故に遭わないかなど心配でしようがない
それと同じ様な気持ちだ

それよりさあ大変
前日から準備に入った
おもてなしの段取りを立てた

当日は朝から室内外の掃除
布団干し
風呂は加齢臭が取れるまで洗った
孫の好きなものの買い出し
イクラ 肉 ロールケーキ コーラ パン 牛乳 雪見だいふく
4件店を回って揃えた

そして来たー
中学1年生 すでにバアバより背が高い 声も低くなった
それでも可愛いとかでは表現ができないくらい可愛い  
嬉しい 

夜は孫が来てくれたのでお祝いだ
こういう時のために取っておいた酒がある
それを飲んだ 孫に感謝して 

今日もいい日だ

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